3限目はシミュレータ。路面の状態に応じた走行の方法。
二輪は仮免許で公道を走ることがない。実際の道路には教習コースにはない様々な状況があるので体験してみる、というもの。
教官1人に対して教習生3人がシミュレータ室に集まる。二輪は四輪と違い、バランスを崩すと転ぶ。そうならないために様々な路面の状況を掴んでコントロールできるようにするのが目的。
試し走行
まずは1人ずつシミュレータに慣れるための走行。今回はクラッチ操作なし、ブレーキだけMT式の右手・右足ブレーキ、と半分AT半分MTな状態でのシミュレーション。酔う酔うと聞いていたけど、気にならなかった。前の人は曲がるときに何回か転んで画面がやたらとぐるぐる回っていたのをだけど、それだけ見ると酔いそうだった。
路面の状態に応じた走行
続いて路面の状態に応じた走行。
マンホール、鉄板、濡れた路面、砂利道、突風。カーブの先に突如現れるマンホールが難しかった。突風も速度を落として耐える、といってもかなり難しい。前二人がずっこけていたところを横に流されつつもありえない低速で頑張って踏ん張り完了。シミュレータなのもあってか体重移動がやたらと難易度高かった。
急制動
最後に急制動。
右手7:右足3の割合でブレーキをかける。もちろん実車でもやるのだけど、シミュレータは操作用のPC画面に右手と右足のブレーキの強さの割合が数値として出てくるおまけ付きだった。3回やったデータを見た所、だんだんと右手が弱くなっていた。この手のサイズと握力で、足より手を強く握るって相当意識しないと上手くいかなそう。9:1くらいの勢いでやって始めて7:3になるのかもしれない。
あっという間に教習は終了。「低速であまり身体を傾けると実車だと転びますね、低速だとハンドルで曲がったほうがいいです」とのこと。実車乗ってたら体感的にわかることなのだろうけど、いかんせん発進停止できていないマンにはわからなかった。こういう細かい知識をちまちまと拾っていきつつ、早く実車に乗って試していきたいなと思う次第。