旅好き女の二輪教習日記

25歳156cm運動音痴の女が普通二輪免許を取ろうと思い立ちました。

普通二輪教習(20) 横風に煽られまくる回避・急制動

雨ばかりの中、曇りで踏みとどまった日。久々に風がめちゃくちゃ強くて焦る。
今日は再び2対1教習。加えて教官の研修らしく、何人かに見学されながらの教習。注目度マシマシ。

回避よりも乗降が怖い

まずはウォームアップ。足つきが悪い。どう考えても車高が上がっていっている。ちょっとずつ検定に向けて車両を変えているらしい。なんでそんなことするのか〜〜〜と心の中で叫びたくなる。エンジンのパワーが増すのは百歩譲って許すけど、低身長民には少しの車高差が致命傷。

続いて回避。卒検課題には含まれないため、ゆるくやりましょうというノリ。
回避用のエリアに向かって説明を受けにいく。風に煽られまくりながらの降車が非常に怖い。足が遠くに着いて曲がってしまうとよろけるからもっと真下にまっすぐ降ろせとの指導を受ける。いつもより注目度が高い中で焦る。「なんかいつもより車高が上がってませんか?」とつい聞いてしまった。気のせいレベルらしい。

回避は事前に予想していた通りの雰囲気だった。赤い旗が上がったら左、白い旗が上がったら右に回避。2回目、白い旗が左側に向けて上がるとつい左に行ってしまった。それ以外は順当に進む。回避よりも停止・乗降車が圧倒的にきつかった。開始地点に停止する瞬間にブワッと横風に煽られ肝を冷やした。3、4回ほど回避を行いOKが出る。


さくっとこなす急制動

続いて急制動へ。特に1段階時と変わらない流れで、何度も急制動を行う。

この日は二輪の急制動待ちが私以外に2人。1人は私と同じ教習を受けている男性、もう1人は大型二輪の男性。四輪もコース上に多く、待ち時間がけっこう発生する。横風に煽られながら倒れないように気を張る。待ちながらふと前の2人を見ると、べったり足が着いている。チクショーと思う。まぁ私がこの体躯でここまできたのはだいぶよくやってる方だと褒めたい。

急制動本体はそつなくこなす。最初の1回だけ後輪ブレーキ踏み込み癖があるのを指摘された以外は普通にできた。
むしろ急制動の後、右方向に発進する際の姿勢に指摘が入った。腕に力を入れず、ニーグリップをしっかりし、行きたい方向を見る。ド基本。私の腕の長さでは!腕に力を入れないのってけっこう辛いんです!と思うけれど、まぁ言い訳してても仕方ない。急制動後はエンストしがちなのでつい気が張るのもある。少なくとも目線に意識をちゃんと入れるように気をつける。

できることをやっていくしかない

そんなこんなで教習終了。

課題本体よりも風煽られのほうがよっぽどきつい1日だった。コケずエンストも1度だけだった自分を讃えよう。今の自分の課題はド基礎にあるなと思う。姿勢、ニーグリップ、昇降。たぶん個々の課題よりも、ド基礎をいかに常にこなすかをもう一度叩き込んだほうが良さそう。左手を見るとクラッチの痕がクッキリ残る。無駄に力が入っているのか、クラッチが硬いのか、その両方か。



次回はシミュレータ + セット学科教習。いよいよ教習が終盤に近づいてきている。混雑は相変わらずすごい。もしかするとキャッシュレス還元終了前の駆け込み入校が起きているんじゃないかという気持ちがする。卒検前最後の乗車と卒検まで期間が空くんじゃないかと心配になる。平日だろうが休日だろうが選択肢がない。有休使ったところで2週間を1週間にすることは到底できないレベルの混雑。

まぁ心配してももはや仕方ない。通れば良いのだ。既に1段階みきわめの前に2ヶ月ブランク挟んでたし、ずっと1、2週間間隔ペースでちょこちょこ乗ってきたのだし。今の自分が素直に乗ってできる範囲でみきわめGo出るか出ないか次第だろう。クランクとスラロームで追突しさえしなければ、エンスト超連発しなければ、通るんじゃないかと信じたい。さすがにそろそろ卒業したい。

そうやって欲出すとまた教習所が休業しそうな気もするけれど。卒検が空いている未来が全く見えないけれど。休業も予約も、気を揉んだってどうにもならない。私の手の届かない範囲であれこれ不安になるのではなく、私のできることをやるしかない。できること、ってやっぱり乗車に集中する、イメトレする、くらいで。集中すべきことと集中すべきでないことをちゃんと分けよう。

今日はこのくらい。