旅好き女の二輪教習日記

25歳156cm運動音痴の女が普通二輪免許を取ろうと思い立ちました。

普通二輪教習(15) 2ヶ月ぶりの教習、即1段階みきわめ

緊急事態宣言明け最初の教習。気をもんでいた教習期限は辛うじて延長された。とはいえ5月の末には再開して時計が進んでいることを考えると悠長にしていられない程度の時間。教習予約は混みまくり。土日は2週間先も埋まっている状況にげんなりする。

まるで季節が変わった。教習所に向かって自転車を漕ぐと暑い。入構時に検温があり、高いと拒否される。夏に自転車ダッシュした後なんて簡単に平熱上がりそうだし、体温対策も考えねばならないのか。また考えることが増える。

2ヶ月ぶりの外周周回

みきわめコースは再開前に頭に叩き込んでおいた。コース図をなぞり、椅子を使って発進停止からのイメトレ。意外とすぐ覚えられた。

まぁみきわまらなくても仕方ない、感覚思い出せたら充分、くらいの気分で準備。2ヶ月ぶりにバイクとご対面。しかも車両が新しくなったらしい。シート高が上がり、ブレーキやエンジンの効きが全体的にパワフルなので気をつけて、とのこと。まじか、いきなり新車両。とはいえ足つきは問題ない程度で安堵。ありがとう私の辛うじて最低限の身長。

まずは外周を数周。もし完全に忘れていたらどうしよう?と思いつつ発進操作。無事するっと進んでいく。続いてシフトアップ。新しい車両だからかやや固い。直線コースで加速。うわあ、乗れている、と思う。忘れていなくてよかった。ほっとした。


意外とすぐ思い出せたみきわめコース

みきわめコースを教官の後について周回。最初はウインカー、確認、寄せ、曲がり、のテンポが上手くつかめない。コース順序は予習しといて良かったと思う。続いて課題。S字・クランク・一本橋までは一発で問題なくいけた。クランクは新車両パワーを感じる前のめり感があったけれども、なんとかこなせた。急制動も1回目は日和って減速をかなり早めにしてしまったけど、2回目からは形になった。スラロームが鬼門で左右に振るのがやはり怖く、パイロン乗り上げも発生。コース上で左右に振る練習をしてからまたリトライ。頑張って8.1秒のギリギリタイム。一番忘れていたのが坂道発進。まぁ一度しかやってないせいなのだろうけど。新車両の半クラがどのくらいの加減で半クラなのかわからず後方にずり落ちかけて焦る。2回目からはなんとかできた。

途中から発進エンストを連チャンで繰り返すようになる。これも前回と同じ。思った以上に手前でこらえる必要があって、手に負担がみるみる蓄積されてつい手を素早く離してしまう。やっぱりバイクは小さい手で扱いやすいように作られてないなぁ、ユニバーサルデザインしてくれないかなぁ、なんてぼやきたくなる。とはいえそんなぼやいてもしょうがないのでバイクの音に耳を澄ますイメージでこらえまくる。


苦節6ヶ月、ようやくの1段階脱出

1段階のみきわめOKが出た。いいのかなぁこれ感がすごい出来だけど。とはいえ2ヶ月ぶりにしては意外とすぐ思い出せて2ヶ月前とそんなに大きく変わらない乗りができたのも感覚としてある。

受付で2段階への切り替え手続きをする。次回の予約は取り直し。たまたま元から取っていた枠とその前の枠が連続で取れた。その次の空きは土日平日問わず2週間半後くらい。恐ろしや。

帰りながら、左手の親指のつけ根にすごい疲労感が残る。新車両のおかげか久々すぎるせいか。ここ数ヶ月自宅筋トレしていたけど、握力はやってなかったな、なんて思いつつ。来る前にあった不安な気持ちは落ち着いていた。1月に通いはじめてから6ヶ月、ようやく1段階を脱出できた。2ヶ月ブランク挟んでいるとは言え、本当に長丁場であった。

2段階は技術というより安全走行を叩き込むのがメインのもよう。あとは1段階の課題をさらに仕上げていくみたい。そんなに難しくないのではと期待している。ただ、ペパドラ人間なことがめちゃくちゃバレそうな内容でもある。そろそろ交通法規復習しなければ。




もともと主に海外旅行の手段を増やしたくて通い始めた二輪教習。このご時世、とうぶん海外旅行は行けなさそう。でも、国内旅行が先に開放されたらツーリングというのもありかもしれない。長期休みは国内より圧倒的海外派の自分にとって、逆に国内を楽しむ手段が増えるかもしれないということをポジティブに考えたい。

なんとか梅雨と暑さも乗り切って早く修了したいものです。今日はこのくらい。